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酸とアルカリのバランス
酸・アルカリバランスは自然界の仕組み
たとえば、酸性雨は、熱エネルギーの使い過ぎのためエントロピーが増大した結果、炭酸ガス、硫化ガス、一酸化窒素、亜硫酸ガス、塩酸、硫酸、亜硫酸、硝酸などが環境を汚染し、木々や微生物腐葉土などが崩壊して、アルカリ成分がなくなったためと考えられます。そのため、酸性(pH4以下)になり、森林の樹木や木々が枯れ、その影響で、生物は住めなくなっていしまいます。この環境破壊を防ぐには、森林の再生は不可欠になります。酸性化した土地は、土質の改良に腐葉土に骨粉を混ぜることで調整(中和)されます。森林にはアルカリの散布も有効になります。
このことを身体に当てはめると、人間も自然環境の一部ですからエントロピー増大の法則からは逃れられません。夜更かししたり、ストレスを貯めたり、肉など脂っこい物を食べたり、偏った不健康なものを口にしたりして、それをエネルギーに発散していれば、当然ながら酸性雨の場合と同様に酸性物質(炭酸ガス、塩酸、硫酸、硝酸...など)が体内でも多量に発生します。
それを中和する為に、体内のアルカリを多量に消費してしまうため、体が酸性に傾き、免疫細胞が働きにくい状態になってきます。その結果、アレルギーや免疫に関わる障害を発症してしまうのです。
酸とアルカリは相互作用を起こし、相反する働きをします。健康な肉体では、この相互作用の釣り合いが取れていて、バランスがよいのです。といっても、酸とアルカリの量は、絶えず変化するようになっています。
健康な肉体は、この変化に規則性(秩序)があり、これは欠かすことができません。なぜなら、私たちの体内で起こる免疫、消化、排泄などの反応には、特定の条件と状況が必要で、それがなければ最適な働きができないからです。
酸・アルカリバランスの重要性
人の血液は、pH7.35〜7.45という弱アルカリ性で常ににコントロールされています。つまり、何を食べても体内では、pHコントロールされているため、問題ないとも考えられます。しかし、例外もあります。何らかの原因によって酸とアルカリのバランスがバランスが崩れると、アシドーシス(酸血症)を起こし、死に至ることもあるのです。酸血症などの場合を除けば、私たちの血液はpH7.35〜7.45の間の弱アルカリ性で、食事によって酸性になることはほとんどありません。
しかし、弱アルカリ性に保つために、さまざまな臓器に負担がかかります。たとえば、肉などの酸性食品の過剰摂取は、骨のカルシウムを溶かし、骨粗髭症の危険を高めることは広く知られています。
このように酸性化で引き起こされる病気のうち、そのメカニズムが医学的にも明らかになっているものには痛風、リューマチ、結合組織の病気などがあります。しかし、酸性食品の怖さはそれだけではありません。
特例を除けば、血液以外は、食事によって酸性になることはほとんどないと思われますが必ずしもそうではありません。実際、尿はpH4.4〜8.0の間で変化していますし、口腔内は食事をするとたちまち酸性になり、pH5.5を切ると歯のカルシウムが溶け出します。
こうしたpHの変化は、様々な影響を体に及ぼします。なぜなら、酸とアルカリは、人体における呼吸や循環、消化、排泄、免疫また大切な酵素やホルモンの働きもそれによって変わってくるからです。
細胞レベルで言えば、人の体をつくるたんばく質分子や細胞成分の構造、細胞膜の浸透性、またコラーゲンのような結合組織の状態も違ってきます。したがって、いろいろな臓器がしっかり機能するには、酸・アルカリバランスは適正でなければならないのです。
酸性傾向になる要因とは?
酸・アルカリのバランスを保つことは、健康の維持管理にはとても大切です。ここで、問題となる体を酸性に傾けてしまう原因について紹介しておきます。原因には、次に示す内因性と外因性の2種類があります。@ 内因性
内因性は、体の内部でつくられた酸によるものです。たとえば、筋肉を酷使すると乳酸が溜まりますが、「疲労物質」といわれるこの物質も、体の酸性化に一役買っています。
また、糖尿病のような代謝障害でも、酸が過剰になることがあります。そのほか、腸内でも炭水化物の分解過程で酸が生じます。胃酸の過剰分泌も酸性症の大きなリスクの一つになります。
A 外因性
外因性は食事など外部から摂取するものです。そこで、どのような食品を摂取するかが重要です。食品の代表的なものは、肉と魚です。また、小麦粉製品やチーズも、酸性度を高くします。
酸性食品といえば、梅干のような「酸っぱい」食品を思い浮かべるかもしれません。しかし、酸性食品が「酸っぱい」とは限りません。
一般に野菜は、代表的なアルカリ性食品です。今までの食べ方を変えるとすれば、肉や魚を減らすことより、まず野菜を多く摂るようにすることをおすすめです。下の一覧表は、食品の酸とアルカリの腎臓への潜在的な酸の負荷を示したものです。
(出典:ヴィンフリート・ジモン著 ドイツ発「気と波動」健康法)

食事の問題については、酸よりもアルカリを生じさせる傾向のあるものがどちらかと言えば多く必要なのです。 なぜなら、体内の乱れた状態には血流全体に酸を生じさせるという自然の傾向があるからにほかなりません。
酸・アルカリバランスの測定方法(皮膚の例)
パウル・シュミットのバイオレゾナンスでは、酸・アルカリのバランスを波動的にチェックすることができます。その事例を簡単に紹介します。■ 酸・アルカリのバランスのチェック
まず、波動測定器の周波数を17.00にセットします。17.00は、皮膚の結合組織の周波数です。真皮などの結合組織は、酸がはじめに沈着する場所ですから、この周波数でテストすると、おおよその度合を知ることができます。
この周波数をセットして、センサーの先端が回転を示すようなら、とりあえず心配はありません。体の負担となるような酸・アルカリバランスの崩れはないということになります。
■ バランスが崩れている場合のチェック
センサーが直線の動きになったら、バランスが崩れていて体に負荷がかかっていると考えられます。つまり、皮膚の結合組織に負荷がかかっている可能性が推測されます。その場合には、さらに酸性ストレスを受けやすい臓器の気の流れをチェックします。その場合に合わせる周波数は、次のようになります。
膵臓(26.00、52.00)、肝臓(56.00、56.25)
小腸(64.50、61.50、62.50、67.00)
なお、レヨコンプの新システムRAHを使えば、「周波数スペクトル」としてテストできますから、前記の周波数をまとめてより確実なチェックができます。
■ 酸・アルカリのバランスの改善
上記のチェックでセンサーが直線に動けば、気の流れの滞り「酸性への傾き」があることになります。ですから、可能な限り酸性食品の摂取を控え、アルカリ性の食品を摂取するなどして、酸・アルカリバランスの積極的な改善をすることが大切になります。
また、このようなケースで、酸・アルカリバランスの改善に役立つ食品かどうかを調べる方法もあります。レヨコンプにシャーレ、またはプレートディテクタをつないで、その上に調べたい食品やサプリメントをシャーレにのせ波動チェックを行ないます。
その際の周波数は17.00ほか次の8つの周波数にセンサーに回転運動が見られるかどうかチェックします。
・ 結合組織 17.00
・ 膵臓 26.00、52.00
・ 肝臓 56.00、56.25
・ 小腸 64.50、61.50、62.50、67.00
回転するようなら酸・アルカリの改善に役立つ食品ということになります。センサーが直線の振れから回転に変われば、その食品は、このフィールドの安定、すなわち「酸アルカリのバランスに適している」と判断されます。
バクテリア、ウイルス、寄生虫は主として過度に酸性になった環境を好むようです。この意味からも酸アルカリのバランスを保つことは大切です。アルカリ性に富んだ食事、運動、またはサウナや酸を排出する風呂、緊張をほぐすテクニックなど、酸とアルカリのバランスを保つのに役立つでしょう。
(出典・引用文献)
・ヴィンフリート・ジモン著 ドイツ発「気と波動」健康法
・ディートマー・ハイメス著 澤田美奈訳「パウル・シュミット式バイオレゾナンス」
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