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栄養不足による障害対処
栄養不足の実情
「エンプティ・カロリー(Empty calorie)」はアメリカの公共利益団体のマイケル・ジェーコブソン氏が、肥満による心臓病の増加が社会問題化したころに造った言葉で「エンプティ・フード」とも呼ばれます。エネルギーがあるだけで他の栄養素がない、栄養価のない食品に使われる用語です。カロリーがやたらに高い一方、ビタミンやミネラルなど、健康を維持するための栄養素が、ほとんど含まれていない食品を指しています。
炭酸飲料やスナック菓子(ジャンクフード)がエンプティ・フードの代表とされました。最近ではファストフード類もその仲間に入っているようです。アルコールも、実はカロリーのないものであって、アルコールでとったカロリーは身体に貯蔵されることなく熱として出て行ってしまいます。
エンプティ・カロリー、つまり豊かな食生活のなかでの新たな「栄養不足」が生じてきているのです。新たな栄養不足の原因は、炭酸飲料やスナック菓子、ファストフードだけではありません。集中農法や化学肥料の使用などで、野菜などの作物もエンプティ・フード化しています。
栄養不足による不調や障害の対処法
いくら野菜を食べても、十分なビタミンやミネラルが摂取できない。そこ(エンプティ・フード化)からさまざまな不調や障害が起きてきます。とりわけ、食事量が少なくなりがちなお年寄りの場合はこの栄養不足が深刻な問題になります。しかし、ビタミンやミネラル、とくに微量元素と呼ばれるミネラルが、体の中でしっかり働いているかどうか、それを簡単に調べる方法はこれまでありませんでしたが、バイオレゾナンス・メソッドでそれができるようになりました。
その方法として、まず、それが不足すれば、味覚障害や肌のトラブル、食欲不振、発育障害、脱毛などが起きてくるとされる「亜鉛」を例に紹介します。
■ 亜鉛の適正を調べるための準備
「亜鉛」の周波数を測定器にセットし、左右の手首に、検知用のベルトディテクタを巻いた状態で、利き手にセンサーを持ち、それがどう反応するかを調べます。
■ センサーの動きで過不足か安定かを調べる
もし、センサーの先端が回転すれば、体内の亜鉛の供給は適正、或いは、亜鉛の場が安定していることを示しています。もし、センサーの振れが直線的なら、亜鉛の体内供給が過剰であるか、逆に不足しているかのどちらかです。その場合、過剰状態か不足状態かを調べなければなりません。
■ 亜鉛の不足状態なら、補給するための対策をする
それには測定器にシャーレを接続し、亜鉛のサンプルを置きます。亜鉛の周波数を測定器にセットし、左右の手首に、検知用のベルトディテクタを巻いた状態で同じようにセンサーの動きを見ます。
その状態でセンサーが回転運動をすれば、サンプルによって不足分が波動的に補われたたということです。ですから、サンプルと同成分のものを下記の要領で摂取して不足分を補給します。
■ 食生活での栄養素の過不足を解消する
日常の食生活では、不足状態を解消するために、亜鉛の摂取を心がけるということになります。亜鉛を多く含む食品は、かき、さざえ、カニ、牛・豚・鶏のレバー、ごま、アーモンド、そら豆などです。
もし、接続したシャーレに亜鉛のサンプルを置いても、センサーが回転しなければ、亜鉛は過剰供給の状態にあると判断できます。この方法は、原則的には、どのような栄養素でもチェックできます。通常、私たちが栄養不足に気づくのは、何かの症状があらわれてからです。
しかし、バイオレゾナンス・メソッドをこのように応用すれば、家庭でもごく簡単にチェックできます。なんらかの症状が出る前に、栄養の摂取状況をキャッチし、早めに対処することができます。
出典・引用文献:
・ヴィンフリート・ジモン著「気と波動健康法」
・ディートマー・ハイメス著 澤田美奈訳
「パウル・シュミット式バイオレゾナンス」
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