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振動・波動と周波数

 

振動と波動の関係


振動を表す波動の存在


 振動医学の「振動」は、量子力学という最新の物理学に関係があります。量子力学の観点では、分子で構成する物質は原子で構成されており、さらに素粒子からできていることになります。

 このように、トコトン小さくしていったところに何があるかを研究する学問が量子力学です。物質という「粗大なもの」も細かく分割していくと、そこには「物」とも「現象」ともつかない「捉え難いもの」「肉眼では見えないもの」になってしまいます。

 ドイツの物理学者でノーベル賞を受賞した「マックス・プランク」はその極微で捉え難いものについて
『すべては振動であり、その影響である。現実には何の物質もな存在しない。すべてのものは、振動から構成されている。』
 振動医学は、この「量子論」や「量子力学」が元になっています。先に話題を呼んだ「ヒッグス粒子」は「神の粒子」と呼ばれていますが、このヒッグス粒子は「素粒子物理学」の分野となっています。これも、元々の出発点は、「量子論の父」と言われた「マックス・プランク」の量子力学です。

 彼の理論は「光は粒子であり、同時に波動である」という大きな問題に解答を与えるものでした。ちなみに、「崇教真光」の「御神書」には次のように記されています。
『宇宙一切は波なり。波動とか、バイブレーションとか申すならん。汝等得意と致すものも波調合わせずして相通するや。和のもとなり。間釣り合わせなり。』(「御聖言」より抜粋)
 このように、目に見えない超極微の波動は、神示しにもなっており、最新物理学の本質を見事に表現しています。科学をトコトン突き詰めていくと霊的世界につながるのでしょう。

 また、宇宙を創造した宇宙意識とよばれる「アカシックレコード」と交信できるという超能力者であり事業家でもある黒沢吾耶さんは、天性の素晴らしいテレパシー能力によって、いろいろな物から出ている波動(宇宙エネルギー)が手や体で敏感に感じられるようになり、
「万物はすべて波動でできていることを知ると同時に、動物・植物・鉱物にも意識があることを知り、それらと自由に波動でコミュニケーションできる」
ようになったといいいます。

 とは言え、人間の五感は見えるものを認識するのに都合よくできていますが、一般人には物質の微細な世界まではイメージできません。しかも、身の回りにあるもの、時計も机も服も、自分の体でさえ、振動している、その「波動がその正体」であるというのですから想像することすら難しい話です。

 ただ、そのように「すべてのものにある」のは「実態が振動」であるということ、その振動は必ず「波動」となって伝播すると考えれば分かりやすくなってきます。
 波動は、太鼓の皮の震えが空気の波となって空気中を伝わり、鼓膜を震わせることと同じ現象です。すべての物質が、振動として存在しているのであれば、すべての物質は同時に「波動」でもあるのです。

 見えない世界である波動の話ですから、今日の科学では証明できない、認められていない分野です。しかし、従来の科学が見て見ぬふりをしてきた「見えないものの世界」の重要性が、さまざまな分野で、今日、再認識されつつあります。その意味で、振動医学は、今日の医療に大きな福音をもたらす代表的なものと言えます。

波動と周波数


 光や電波、音波のような規則正しい周期波には必ず、周波数というものがあります。周波数とは一秒間に波の上下を何度繰り返すかを示したもので、1秒間に1回を1ヘルツの単位で表します。
周波数とは
 たとえば、音階の「ラ」の標準音は440ヘルツ。低い「ラ」の音は220ヘルツ。人間の耳に聞こえる音の範囲(可聴域)は、20ヘルツ〜2万ヘルツ。人の声は80〜1300ヘルツです。

 ラジオのNHKのFM放送で使われる電波の周波数は82.5メガヘルツ(東京)と決まっています。家庭で使う、電子レンジの照射波は2450メガヘルツとなっています。

 脳波のような体内から発せられる波も例外でありません。脳が覚醒し、活発に動いているときのベータ波は14〜30ヘルツ。安静時や集中時に現れるアルファ波は8〜13ヘルツのゆったりした波であることがわかっています。

 波動も「波」である以上、当然、周波数があるはずです。どんな音にも固有の周波数があるように、どんな波動にも自分の周波数がなければいけません。この当たり前の事実に、振動医学以前の波動研究はほとんど着目していなかったのです。

 これまでの波動研究では、周波数としての数値化ができなかったのですが、バイオレゾナンス・メソッド(生体共鳴法)では、「波動の周波数」それがどんな種類の波動であっても検出できるので、ラジオのチューナーのように波動を選んで受け取ることが可能になり、放送局のアンテナのように特定の波動を選んで送り出すことが可能になったのです。

 これによって、波動は本当の意味で利用可能となりました。それが従来の波動研究とは全く異なることから、画期的な波動理論であり、波動技術となっているわけです。

 もし、波動を周波数でつかまえられるなら、ラジオやテレビの電波のように、波動も人間が自由に使えるものになると思いませんか? そんなふうに考えたのが天才発明家、パウル・シュミットだったのです。

 そういう意味では、その気さえあればいつでも神様のような神々しい存在の波調にも合わせることができるはずであり、できても不思議ではありません。なぜなら、自分はいつも自分にとって、都合のよい波調に合わすことが得意だからです。

 バイオレゾナンス・メソッド(生体共鳴法)によって、自分の望む波調を活かすことが目で見える形で可能になるわけですから、「宇宙一切は波なり。波動とか、バイブレーションとか申す…」ことも身近かに体験できる訳です。

基本周波数と周波数


 パウル・シュミット式バイオレゾナンス機器にはすべて、振動を十進法から見て基本化した基本周波数がセットされているので、数値の扱いが非常に簡単になっています。

 周波数を基本周波数に換算するときは、まずその周波数が20,000ヘルツ(20kHz)以上か以下かを調べます。20,000ヘルツ以下である場合には、一桁の基本周波数が出てきます。

 周波数が20,000ヘルツ以上であると、基本周波数は二桁になります。以下にこの関係を示します。

 周波数 基本周波数        説 明 -------- ----------- --------------------------------------
  220ヘルツ  2.20   20,000ヘルツ以下なので一桁の2.20。
18,500ヘルツ   1.85   上記より高い周波数だが表記は低い。
27,250ヘルツ  27.25   20,000以上のため、二桁の27.25。
27.25 メガヘルツ  27.25   上記より高い周波数だが表記は同じ。
  注)27,250Hzという周波数でも、27.25MHzという周波数でも、
    基本周波数は同じで27.25となります。

 細菌、ウイルス、寄生虫など非常に高い周波数も、ここで紹介したやり方で換算し、2桁の基本周波数で使用することができます。この表し方を分かりやすく言えば、例えば「5オクターブの『ド』と2オクターブの『ド』はハーモナイズ(共鳴)する」のと同等な見方と言えます。

 従って、1次元の波動や1オクターブの低い音階であれ、7次元や7オクターブのような高次元の音階・波動であっても、基本周波数の考え方でいけば、バイオレゾナンス法で取り扱う「0〜100ヘルツ」で十分なのです。

出典・引用文献:
  ・ヴィンフリート・ジモン監修 野呂瀬民知雄著「新しい波動健康法」
  ・深野一幸著「来るべき宇宙文明の真相」
  ・ヴィンフリート・ジモン著「ドイツ波動健康法」
  ・ディートマー・ハイメス著 澤田美奈訳
       「パウル・シュミット式バイオレゾナンス」

 

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