波動の世界

 

波動の視点

 トーマス・サグルー著『川がある』の中でエドガー・ケーシーは次のように言っています。

 人体は電子的な波動″からなり、原子、元素、器官および有機体にはそれぞれ、電子的な波動の単位があり、それによって有機体の維持とバランスが保証されている。

 個々の細胞すなわち生命の構成単位は、それ自身、「複製/分裂」として知られる第一法則に基づき、自己を複製する能力を持っている。体内の諸器官あるいは元素の持つ力が低下し、その物質的存在の維持と複製能力に必要な均衡状態が再生できなくなる時は、その部位の電子的エネルギーが欠如している時である。
 私たちの身体におけるこうした変化は、外力による傷害や病気によって起こる場合、あるいは、身体における排出機能の欠如や、体内の必要性を満たすための、他の作用によって体内に生じた何等かの力によって起こってくる可能性もあるわけです。

物質医学を超えて


 医学博士のリチャード・ガーバー氏は、1976年より西洋医学と世界の代替療法や宗教的癒しの伝統、超心理学の統合的研究にもとづいた「エネルギー医学」(波動医学)による治療体系を構築し、米国における統合医療の推進者として活動するとともに、内科医としてその革新的な知見を自身の臨床にも応用しているといいます。

 特定の疾患に対する特定の治療法を推奨するためのものではなく、西洋医学すなわち、従来の医学的アプローチの短所を補完し得る数々の有力な代替療法のメカニズムについても検討されています。

 これらの波動メカニズムは、ニュートン医学(物質医学)から、アインシュタイン医学(波動医学)、さらには超微細エネルギー医学へと続く、人体の多次元的なリアリティを解明するものであり、

 波動メカニズムは、現代医学プラス世界の代替医療プラス宗教的・霊的な癒しのわざを大胆に融合させた、21世紀の治癒と健康の一大統一ビジョンを描くものとして注目されています。
 医学と宗教の架け橋となったアメリカ心身医学界のベストセラーとして、リチャード・ガーバー著の「バイブレーショナル・メディスン」は特に有名です。

波動医学の到来


 エネルギー医学(波動医学)は、古今東西の癒しのワザを総括し、未来における「心−身−霊」(心身一如)の医療を展望する革命的な考え方であっても、高水準にある現在の医学的診断・治療にとって代わることを意図するわけでもなく、現代医学を否定するものでもありません。

 あくまでも、現代医療の足りないところを補完する、肉体を「いのちとして扱う」「生命力を引き出し、生命力を高めていく」ためのものである。というのが波動医学、ここでいう振動医学の本質です。

 21世紀を迎えた現在、人間を身体性、精神性、霊性の統合体として捉えるホリスティック医学の考え方が、ようやく、世界的にも認知されつつあり、その足取りは確実に進展しつつあります。まさに21世紀は目にみえる物質医学から、目に見えない振動医学、波動医学の時代への到来と言えるでしょう。

振動医学の臨床治験で効果の見られた病気


振動医学推進協会のドイツ人医師、ゲアハルト・プライアーが中心となり、今から約20年前にバイオレゾナンス・セラピーの大がかりな臨床治験が行われ、下図のような結果が報告されています。

 この臨床事例は、さまざまな病気や症状を持った514人を選び、514人の被験者全員に10回のハーモナイズ(波動調整)を受けてもらい、身体の変化を治験の対象となった病気・症状を、その成績によって分類したものです。臨床治験で効果の見られた病気
 プライアー医師は、あくまでも西洋医学の立場から、バイオレゾナンス・メソッドを評価し、このような治験結果を報告したのです。

 この結論からもわかるように、バイオレゾナンス・セラピーは、通常の治療法を補完するものとして大いに推奨できるものであると結論付けています。

出典・引用参考文献:
・リチャード・ガーバー 上野圭一 監訳 真鍋太史郎訳
  「バイブレーショナル・メディスン」いのちを癒す<エネルギー医学>の全体像
・ヴィンフリート・ジモン著「最新ドイツ波動健康法」